感染症対策
infection control
infection control
歯科医院における感染予防対策の実態について、心配な記事が新聞に掲載されていました。日本歯科医師会会員を対象に行われたアンケート(平成24年実施)によると、患者様ごとにタービン(歯を削る器具)の柄の部分まで滅菌している歯科医院は全体の3割のみという結果でした。回答の中には、患者様の口内に入れた機器を軽く洗ったり、アルコール綿で拭く程度という歯科医院もあり、 院内感染への懸念が問題視されています。
歯科医院にとって、患者様のお口の健康を守ることが第一の使命であり、感染予防は最も重要な課題です。 治療で使用した器具には、様々なウィルス(ヘルペス、ヒト免疫不全ウィルス、結核菌、インフルエンザウイルス、 B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルスなど)が付着している可能性があるので、徹底した滅菌処理が必要なのです。
すみれ歯科では、「DACユニバーサル」という自動滅菌システムを導入し、患者様の歯を削る機械(タービン、コントラ、5倍速コントラ)は1回治療するたびに、1本ずつ全て滅菌処理をおこなっておりますので、 院内感染等の懸念はございません。
今後も、感染予防に関して高い意識を持って対策を行い、患者様が安心して通院・治療できる環境づくりを心がけてまいります。
器具の滅菌をする前に洗浄して、病原性のある有機物の付着を取り除きます。
コントラアングルとタービン(歯を削る器具)の内部回路を冷水で2回、温水で1回、すみずみまで洗浄します。
滅菌したハンドピースを患者さんごとに一本使用します。使用の都度、滅菌作業を繰り返し行います。
DACユニバーサルのバックフラッシュという独自の工程により、機械内部にまで厳密な滅菌が行われ、完全にすべての菌を死滅させます。
一般的に多くの歯科医院で使用されているオートクレーブでは、 コントラやタービンに入り込んだ血液や唾液を除去したり、完全な滅菌はできません。
すべての菌が、滅菌されました。
常に徹底した衛生管理のもと、患者様への治療を行っておりますので、安心してご来院ください。
すみれ歯科ではハンドピースを使用の都度、上記の滅菌作業を常に繰り返し実施しております。
滅菌を繰り返すことでハンドピースの寿命は確実に短くなり、
早い段階での買い替えが必要です。
高価な器具ではありますが、計100本以上のハンドピースを常に用意し、
確実な滅菌工程を実施しながら治療に使用しています。
患者さんの目からは届かないところにこそ、私たちは強い信念を持って衛生管理に努めています。
それが医療人として患者さんの安全を守る責任なのだと考えています。
歯科医院を選ぶ基準として、感染予防に関して十分に対策されているかが
大きなポイントだと思います。
すみれ歯科・こども歯科クリニック
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